ハンドドリップでおいしいコーヒーを

ハンドドリップでおいしいコーヒーを飲むためにいろいろ試行錯誤しています。

抽出理論

おいしいコーヒーにたどり着くための調整(3)~注湯量と抽出量問題再び~

色々微調整しながら試行錯誤しているが、どうも毎回濃度も収率も低く未抽出気味なことが多い。 極端な条件に(97℃以上の熱湯を注ぐとかメッシュを細挽きにするとか5分以上抽出に時間をかけるとか)すれば可能だろうけどそれじゃあ味に悪影響がありそうだし。。…

【抽出理論】最適な抽出比率(Brew Ratio)はいくつ?

【結論】 SCAAが提唱する濃度と収率の適正範囲を基準に考えるなら「1:16」が最適と言える。 【本文】 抽出比率(Brew Ratio)とは使用するコーヒー粉と抽出液の重量比率のこと。 (コーヒー粉と注湯量の比率で計算する場合もありますが、どちらを採用するかの選…

【抽出理論】収率について及び濃度・抽出比率との関係について

【まとめ】 コーヒー豆の水に溶ける成分の中でもすぐ溶けるもの、時間がかかるもの、高い温度でないと溶けにくいもの、等性質にばらつきがある 溶け出しやすいのは「酸味→甘味→質感→苦味・雑味」の順 おいしい成分は18~22%くらいのときに一番取り出せる(SC…

【抽出理論】用語集

粉量:使用するコーヒー粉の量。 注湯量:出来上がったコーヒーの量とは関係なく、上から注いだお湯の量 メッシュ:コーヒー豆の挽き目の細かさ、挽き方 抽出量:出来上がったコーヒー液の量。 抽出比率(Brew Ratio):粉量と注湯量の重量比、または倍率。粉1…

【抽出理論】注湯量と抽出量、どちらを量ればいいの?

【結論】 ・ドリップされたコーヒー液の最後の一滴が落ちるまで待つ方法で入れる場合は注湯量、終盤の抽出液を落としたくない場合は抽出量を量ればよい。 ・ただし抽出量を量りたい場合はドリッパーを手で持ち宙に浮かせてお湯を注ぐか、別途ドリッパーを支…