【抽出理論】用語集
- 粉量:使用するコーヒー粉の量。
- 注湯量:出来上がったコーヒーの量とは関係なく、上から注いだお湯の量
- メッシュ:コーヒー豆の挽き目の細かさ、挽き方
- 抽出量:出来上がったコーヒー液の量。
- 抽出比率(Brew Ratio):粉量と注湯量の重量比、または倍率。粉10gに対し注湯量が150gなら抽出比率は1:15、または15倍となる。BRまたはCBRと略す場合もある。
※抽出比率=粉量:注湯量
※抽出比率=注湯量/粉量 - 濃度:抽出液の中に何%豆(粉)の成分が溶け込んでいるかの割合。コーヒーの場合一般的にTDSを使用する。
※濃度=粉量✕収率/抽出量 - TDS:Total Dissolved Solidsの略で、コーヒー液の中に水以外の成分がどれだけ入っているかの割合。実際の計測ではBrix値に0.79を掛けて求める。
※TDS=Brix✕0.79 - Brix:液中に溶けている物質を可溶性固形物と言い、その濃度を光の屈折を利用して測定するとき表示する値を指す。Brix値は「屈折率」対「ショ糖(砂糖)水溶液100gに含まれるショ糖のg数」で目盛られており、ショ糖液濃度と一致する。
- 収率(Solubles Yield):使用したコーヒー豆(粉)から何%の成分をコーヒー液内に取り出したかの割合。収率が適正値より低いことを「未抽出」、適正値より高いことを「過抽出」と呼ぶ。
※収率=抽出量✕濃度/粉量